超絶危険な食品添加物【上級編】

健康

こんにちはkomekoです。

私は小麦を避けたグルテンフリーだけでなく、なるべく添加物の少ない食生活も心がけています。今回はその中でお私自身が絶対に摂取しないようにしている『安息香酸ナトリウム』(あんそくこうさん)と言う食品添加物に注目したいと思います。

食品添加物に関して全く知識がない方は過去に書いた入門編や中級編をご覧ください。

食品添加物(入門編)
大量に摂取する食品添加物が皆さんの体調不良の原因の一つになっている可能性があります。

食品添加物の危険性【中級編】
今回は具体的にどのような食品添加物を避けるべきなのかを説明していきたいと思います。

安息香酸ナトリウムとは

安息香酸ナトリウムとは本来食品の安全性を確保するための保存料として使用されています。これを入れることで長期保存にも対応できるようになっているため多くの食品で使われています。

食品以外で言うと化粧品などにも使用されています。

自然界にも存在はしますが、現在は人工的に作り出したものが添加物として主に使用されています。

安息香酸ナトリウムが危険な理由

ことの発端は、2006年にイギリスで安息香酸ナトリウムとビタミンCが一緒に入った飲料水の中から発がん性のある有毒物質ベンゼンが検出されたことです。その商品は全て回収されるという報道がありました。

実は安息香酸ナトリウムと防腐剤であるアスコルビン酸(ビタミンC)が反応するとベンゼンという発がん性のある有毒物質が発生することがわかりました。おそらくお医者さんでも知らない人が多い思います。厚生労働省医薬食品局食品安全部より

これを受けて日本でもその2種類の食品添加物が入った飲料水を31種類調べました。その結果イギリスと同じように全ての飲料水でベンゼンが検出され、そのうちの1つはどんでもない量のベンゼンが検出され自主回収すると言う出来事がありました。(国立研究開発法人科学技術振興機構

そういった出来事があったにも関わらず、日本ではドリンク中のベンゼンの濃度基準値は特に設けられませんでした。もちろんですが禁止されることもありませんでした。低濃度であれば問題ないという見解だそうです。ちなみに水道水内でのベンゼン濃度基準値は10ppbだそうです。

このことが発覚したのが2006年で現在も禁止されることなく、日本では多くの人が発がん性物質を摂取し続けています。

安息香酸ナトリウムが含まれる具体的なもの

飲料水の原材料を必ずチェックしてみてください。安息香酸ナトリウムとビタミンCが入っているものはベンゼンが発生する可能性が非常に高いです。

<安息香酸ナトリウムが多く入っている代表的な飲み物>

  • リポビタンDなどの栄養ドリンク系
  • ファンタなどの無果汁の炭酸飲料

などがあります。もちろんコーラにも含まれています。(食品衛生審議会食品衛生分科会添加物部会報告

その他、キャビア、マーガリン、清涼飲料水、シロップ、しょう油、菓子製造用の果実ペースト及び果汁にも使用されることがあります。(東京都福祉保健局

私も最近知ったのですが、なんとケイツーシロップの原材料の中に安息香酸ナトリウムが入っていました。新生児はビタミンKが不足しがちで出血しやすいので、その対応策として病院からビタミンK2シロップ(ケイツーシロップ)を渡されます。

<ケイツーシロップの添加物>

安息香酸ナトリウム、クエン酸水和物、ゴマ油、水酸化ナトリウム、ソルビタン脂肪酸エステル、D-ソルビトール液、パラオキシ安息香酸エチル、プロピレングリコール、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油60、香料

唯一の救いはビタミンCが入っていないことでした。

これらはほんの一例ですが、これ以外にも安息香酸ナトリウムが入っているものは山のようにありますので、皆さんは必ずパッケージ裏にある原材料をチェックしてください。

有害物質ベンゼンが発生しやすい環境

安息香酸ナトリウムとビタミンCの組み合わせによってベンゼンの生成が引き起こされやすい特定の条件としては以下のものがあります。

  1. 安息香酸ナトリウムとビタミンCが高温と酸性の環境下で接触すると、ベンゼンの生成が促進される可能性があります。
  2. 安息香酸ナトリウムとビタミンCが光の作用を受けると、ベンゼンの生成が促進される可能性があります。
  3. 長期間にわたる製品の保存や長時間の開封後の保管により、安息香酸ナトリウムとビタミンCの反応が進行し、ベンゼンの生成が増加する可能性があります。

今後予想される危険性

これらのことを踏まえて私はある疑問が生じました。

安息香酸ナトリウムとビタミンCの2つの添加物が一緒に入っていなかったとしても、別々に摂取したら体内で反応しないのでしょうか?

上記で説明した有毒物質ベンゼンが発生しやすい状況の中で酸性条件とありましたが、胃の中の胃酸はまさに酸性状態ではないでしょうか?

ケイツーシロップを飲んだあと、同時に粉ミルクや母乳に含まれるビタミンCを摂取しても大丈夫なのか実験結果がありません。飲料水の中では反応するので、胃の中や体の中で反応しないとは言い切れないのではないでしょうか?

残念ながらこれに関する実験やデータはなく、明確な解答はなく未知なままです。

まとめ

この2種類の食品添加物が反応して有害物質が発生するという事実も初めからわかっていたわけではありません。これらの食品添加物が反応したら、もしかしたら発がん性物質が出るのではないかという疑問から、本格的に研究をした結果判明した事です。

つまりそのようなことはいくらでも起こり得ます。

現時点で食品添加物は絶対安全ですと言っている人たちはなぜそう断言できるのか不思議です。

国の見解としては、発生するベンゼンは低濃度であるため問題ないという姿勢です。ですが様々な食品に含まれているのですから、毎日毎日基準を超えた量を摂取し続けていたらどうなりますでしょうか?大人は大丈夫でも体の小さな子供の安全性は確保されていますでしょうか?

ケイツーシロップによる害が出ていませんと医者は言うと思いますが、調べていないからないということです。後に問題が発覚した際に、その医者たちは責任を取ってくれますでしょうか?

絶対取りません。子供の責任を取るのは親です。

食品添加物は短期間のラット単体の動物実験による結果、安全か安全でないかを判断しています。複数の食品添加物を同時に、しかも長期的に摂取した実験はされておらず、現在私たち日本人で絶賛実験中でございます。

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