こんにちは、この度第3子を授かりましたkomekoです。
同じくして子供を授かった友人の要望もあり、粉ミルクについて深堀していきたいと思います。
粉ミルクのメリット
- 母乳が出ない、少ないママの精神的な負担を軽減。
- パパも授乳ができる。
- 比較的場所を選ばず授乳できるので、気兼ねなく赤ちゃんとおでかけができる。
- 哺乳ビンを使うので、赤ちゃんが飲んだ分量が正確にわかる。
(和光堂HPより)
メリットを見るとかなり魅力的ですね。粉ミルクが使いたくなってきました。確かに場所や時間を気にせずあげれますし、どれくらい飲んだかわかるのもいいですね。世のお父さん方は自分の乳首から母乳が出たらどんなにいいかと考えたことがあるのではないでしょうか。
粉ミルクとは別名、育児用調整粉乳と言います。日本で最初に粉ミルクを作ったのは和光堂という会社でした。
1917年(大正6年)に「キノミール」という牛乳成分を薄めて糖質などを添加して
粉末化したものを発売しました。
当時としては画期的な製品でしたが、まだ母乳や牛乳の成分について
現在のように多くがわかっていなかったため、牛乳をそのまま薄めて使っていました。(和光堂HPより)
当時の粉ミルクは母乳とは全く異なり、いわゆるただの牛乳だったんですね。このことを知ってか知らずか昔の人は粉ミルクよりも母乳を推奨する人が多いのでしょうか?
この時期に粉ミルクという名の牛乳を利用していた赤ちゃんたちの健康が心配です。
というのも牛乳は栄養価は高いのですが、カゼインという腸の炎症を助長するたんぱく質が主な成分です。母乳にもカゼインは含まれているのですが、牛乳のカゼインとは異なり赤ちゃんに悪影響を及ぼさない量と分子レベルのものとなっているのです。
時代は進み、母乳の成分もかなりわかるようになってきた現在の粉ミルクの成分はどうなっているのでしょうか?
和光堂の人気の粉ミルク『レーベンスミルクはいはい』の成分を見てみましょう。
乳糖(ニュージーランド製造、オランダ製造)、調整食用油脂(パーム油、パーム核分別油、大豆白絞油)、全粉乳、ホエイたんぱく濃縮物、ガラクトオリゴ糖液糖、でんぷん糖化物、カゼインカルシウム、ホエイたんぱく質消化物物、精製魚油、アラキドン酸含有油、L-カルニチン、酵母/炭酸Ca、塩化K、塩化Mg、リン酸Na、リン酸Ca、炭酸K、VC、リン酸K、イノシトール、レシチン、タウリン、ピロリン酸鉄、硫酸亜鉛、VE、パントテン酸Ca、5′-CMP、ナイアシン、硫酸銅、VA、V.B2、イノシン酸Na、ウリジル酸Na、グアニル酸Na、V.B1、V.B6、5′- AMP、葉酸、カロテン、VK、ビオチン、VD、V.B12
どんでもない量の成分と添加物ですね。
実は現在では『乳児用調製乳たる表示の許可基準』といって、法律で基本の成分と分量が決められているのです。上記の赤マーカーのものは法律で決まっている入れなければならない最低限の成分です。それ以外は各会社が独自で考えて加えています。
これだけの成分を入れて母乳に似せて作られているようです。いかに母乳が優秀なのかわかりますでしょうか。
つまり粉ミルクとは、現状わかっている母乳の成分になるべく近づけるために添加物を大量に加えて、牛乳を元にした完全なる人工物であるということです。
母親が健康体だという前提でいうと母乳は最強だということです。まだまだ解明されていない母乳の成分もあり、粉ミルクでカバーしきれていない栄養分もあります。使われている牛乳も得体がしれないですし、質の悪い添加物もあり、やはりできる限り母乳をあげることがベストだというのが私の結論です。
しかし、注意点として母親の健康状態がかなり悪い場合は、粉ミルクを飲む方が赤ちゃんの健康リスクは低くなるかもしれません。例えば母親が糖尿病でその母乳を飲んで育った赤ちゃんは言語の遅れが多くなるということなども報告されているそうです。授乳中のアルコール摂取すらすぐに母乳として成分に含まれることからも、母親の食生活や健康状態がいかに重要かということがわかりますね。
今回紹介した粉ミルクがなぜ和光堂なのかというと、ここの会社の粉ミルクが日本で一番マシな粉ミルクだからです。他の会社の粉ミルクはもっと添加物が含まれていたり、色々なものが含まれていたりします。
そうは言っても母乳が出ない状況もあったりして、どうしても粉ミルクを頼らなきゃいけない時があることがあると思います。
そんな時は海外の粉ミルクに頼ってみるのはいかがでしょうか。
粉ミルクを使用するときの注意点としては、本来は粉ミルクは3段階に分けて使用しなければならないということです。実は母乳の成分は授乳を始めてから徐々に変化していくのです。生後どのくらいの時期に使うかによって、使用する粉ミルクも考えなければなりません。
もし粉ミルクを使用するとするならば、これを購入する予定です。
Bubsのミルクは保存料・着色料不使用、無農薬、完全有機栽培、ホルモン剤・遺伝子組換え不使用です。
ステップ1〜3があり、使用する年齢によって異なりますので購入する際は気をつけてください。かなり高価ですが、一生飲むわけではないですし、赤ちゃんにとって最も大切な時期に与えるものとしては安心安全なものを選びたいと思います。では。
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