実はグルテンフリー食品は数多く存在します。
例えば、大豆、そば、野菜、イモ類など、つまりグルテンが入っていない食品は全てグルテンフリー食品となります。
その中でもなぜ私が米粉に注目するのか。
その理由は2つあります。1つは小麦粉の代替品になるため。もう1つは国内の食料自給率がほぼ100%だからです。
米粉は小麦粉の代替品になりうる
現在の日本は小麦粉を使った食品で溢れています。
うどん、ラーメン、そうめん、お好み焼き、たこ焼き、パン、パスタ、ピザなど名前を出したらきりがありません。
米粉は見た目、風味、色、味が小麦粉に非常によく似ており、上記に挙げた小麦製品を全て米粉に置き換えることが可能だと考えております。
ただ米粉には小麦粉と違いグルテンが含まれていないため、簡単に粘着性が出せません。小麦粉に水を加えると伸縮性のある生地が簡単に作れます。これがグルテンの最大の特性です。
そういった意味で麺類やパンなどを米粉で代用するのはかなり難易度が高いことがわかります。
国内の米の食料自給率はほぼ100%
米粉はその名の通り、米から作られています。日本は大昔から米を主食とする米文化の国です。
その米の国内自給率がほぼ100%ということは、海外の情勢による外的要因に振り回されることがありません。
例えば、何らかの要因でアメリカやカナダやオーストラリアの輸入小麦の値段が上がると、日本国内でも小麦の値段が上がることは避けられません。
ちなみに令和3年の食料自給率はそれぞれ大豆26%、そば約20%、野菜75%、いも類72%、小麦17%となっています。(農林水産省HPより)
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