こんにちは、komekoです。最近イオンに行くとグリーンアイシリーズのお菓子コーナーがかなり充実していることに気づきました。特にグルテンフリーの米粉チップスなどはたまに購入しています。そこからそもそもグリーンアイって何?という疑問が生まれました。
「安全・安心」と「自然環境への配慮」にこだわった商品を取り扱うために立ち上げたプライベートブランド『グリーンアイ』は、有機栽培などの農薬や、化学肥料をできるだけ使わない方法で栽培した農産物を中心とした商品から平成5年(1993年)にスタートしました。(トップバリュHPより)
何とグリーンアイの歴史を調べると、かなり昔から存在していたのですね。このことに驚きです。今でこそ食や環境に対しての意識が徐々に高まってきていますが、これほど昔から安心・安全と自然環境へ配慮しているグリーンアイを立ち上げた人は素晴らしいですね。尊敬いたします。
グリーンアイには3種類あります。
- グリーンアイオーガニック
- グリーンアイナチュラル
- グリーンアイフリーフロム
それぞれどのような違いがあるのでしょうか、詳しくみてみましょう。
グリーンアイオーガニック
トップバリュが扱うオーガニック食品(有機食品)は、化学合成農薬や化学肥料などに頼らず、自然の力を活かして生産された農産物や、有機由来の飼料で飼育された家畜・鶏卵や、それらを原料に使用した加工食品です。
オーガニック食品は全て「有機JAS認証」を取得しているそうです。「有機JAS認証」とは、遺伝子組換え技術の不使用をはじめ、作り方や品質に関する事など、農林水産省が定めた厳しい基準をクリアしたオーガニック食品にのみ与えられるものです。
海外から輸入する農産物や加工食品についても、日本国内と同様に農林水産省の「有機JAS認証」を受けた現地生産者、現地加工品業者の食品を取り扱っております。認証後も基準に適合して生産されているか定期的に調査しているとのことです。
かなりのこだわりが見受けられますね。日本国内だけでなく海外のものであっても日本の基準に合わせてあるのですね。(必ずしも日本の基準がベストという訳ではありませんが。)
グリーンアイナチュラル
グリーンアイナチュラルには水産物と畜産物の2種類存在します。
水・畜産物は、ノンケミカルな飼育・養殖方法で開発された商品です。また、環境保全や生物多様性、持続可能性にも配慮しています。
天然の水産物は自主検査で有害物質のチェックを行っており、養殖の水産物は無投薬にて育てています。
畜産物に関しては、飼料にこだわり、抗生物質、抗菌剤などの動物医薬品を使わずに飼育しています。
但し、病気予防のために、ワクチンは投与しているとのことです。
与えている餌だけでなく、環境にも負荷のかからないよう工夫した漁獲法や養殖法にもこだわって取り組んでいるようです。少なくともこれからはグリーンアイナチュラルの水・畜産物を選ぶようにしたいと思いますね。
グリーンアイフリーフロム
グリーンアイフリーフロムは、消費者が購入の際に気にする成分や添加物、原材料の使用に配慮した商品シリーズです。109種類の添加物・原材料の使用に配慮しています。
トップバリュお客さまサービス係に届いた意見やアンケート結果等を参考にしているらしく、開発段階において、それらの添加物を使用しなくても美味しさや品質が維持できると確認ができた添加物・原材料の109種類を選定しているとのことです。
ここに関して思うのは、選定の基準が消費者の意見やアンケートということです。アンケートに答えるくらいなので、食に対してある程度意識の高い消費者が多いとは思いますが、あくまで素人基準なのが心配です。というのも以下の内容をご覧ください。
例えば、オリーブオイルを使った パン・ド・ミ 山型 6枚スライスという食パンの原材料は、
オリーブオイルを使った パン・ド・ミ 山型 6枚スライス | 小麦粉(国内製造)、砂糖、オリーブ油、食塩、パン酵母、発酵風味料(小麦・乳成分を含む)、小麦たん白 |
原材料の最後に記載されている小麦たん白、これはいわゆる腸の炎症を引き起こすグルテンのことです。
うすやきせんべい醤油味(調味料(アミノ酸)を使用していません)の原材料は、
うすやきせんべい醤油味 | うるち米(米国産、国産)、植物油(パーム油、米油)、しょうゆ、砂糖、果糖ぶどう糖液糖、デキストリン、ばれいしょでん粉、(一部に小麦・大豆を含む) |
調味料(アミノ酸)不使用を押していますが、砂糖の何倍も甘味が強い果糖ぶどう糖液糖を使用している方が良くないと思います。
この他、たんぱく加水分解質や酵母エキスなども入っていたりします。
このように必ずしもグリーンアイのお菓子でも完全に安心安全だということはありません。通常のお菓子に比べてかなり配慮されており優秀ですが、健康のために積極的に食べるべきものではありません。どうしてもお菓子が食べたい衝動に駆られた時に、通常の添加物だらけお菓子を選ぶなら、グリーンアイのお菓子を是非選んでください。
まとめ
上記のことを簡単にまとめると、
- グリーンアイオーガニック=無農薬有機栽培の商品
- グリーンアイナチュラル=水産物・畜産物の安全性を意識した商品
- グリーンアイフリーフロム=添加物を意識した商品
ということになります。厳しいことも書いてしまいましたが、こういったイオンのトップバリュグリーンアイのような取り組みがもっと評価されてどんどん広がることを望んでいます。全国に何店舗も出してくれている大手の食に対する意識が高まってくれれば、購入する側にとってもとてもありがたいです。大手の力を持ってすれば比較的安価に、そして安易に本物の健康食品を手に入れることができますね。グリーンアイの商品の値段も企業努力によるものだと伺えます。今後も応援したいと思います。では。
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