こんにちはkomekoです。
今回は妊娠率が大幅に下がってしまう飲み物があるという研究結果の紹介です。
1つは砂糖入りの飲み物です。
砂糖入り飲料水を飲むことで最大で0.67倍、つまり約33%も下がってしまうらしいです。
アメリカとカナダで2674人の子供が欲しい女性と、そのパートナー1045人に対して妊娠と砂糖の関係を調べるための実験を行ったそうです。
その結果、1週間に7杯以上の砂糖入り飲料水を飲んだ女性の妊娠率は0.81倍、2〜6杯
は0.87倍にまで下がったそうです。
ちなみに男性の場合は1週間に7杯以上で0.67倍、2〜6杯で0.85倍になるそうです。
つまり、2人ともが砂糖入りの飲料水を摂取した場合はダブルで低くなるということです。
よく考えてみてください。1週間に7杯ということは1日にコップ一杯の飲料水でもアウトということです。それくらいの少量でも妊娠率が下がってしまうということは誰にでも起こりうることだということです。ジュースや炭酸飲料、エナジードリンクだけでなくコーヒーや紅茶も砂糖を入れる人は要注意ですね。
しかも、結果を見てもらったら分かるように、女性よりも男性の方が悪い結果となっていますので、男性は特に気をつけなければいけませんね。
妊活中の夫婦の場合は可能な限りお互いに砂糖の摂取を控えるのがいいかもしれませんね。
ちなみに果物の甘味は大丈夫だそうです。カフェインに関しても今回の研究結果においては関係ないとのことです。
もう1つは低脂肪、無脂肪牛乳です。
低脂肪牛乳とは、生乳からほとんどの乳脂肪分を除き、乳脂肪分が0.5%以上1.5%以下、無脂乳固形分が8.0%以上のものをいいます。 つまり、牛乳と比べて脂質とエネルギーが少なく、その他のカルシウムなどの成分は同じものです。
2007年にハーバード大学が行った研究によると、1日に500mg以上の低脂肪牛乳または低脂肪ヨーグルトを飲む女性は不妊率が85%も高くなってしまうということがわかったそうです。
私自身は牛乳に含まれるカゼインを避けているため、別の植物性のミルクを飲んでいるのですが、低脂肪牛乳を普段からかなりの量飲んでいる人は気をつけてください。
一見脂肪を取り除いてくれて低脂肪でダイエットにいいと思って購入している人にとっては悲しいお知らせになるのですが、牛乳のメリットはこの取り除かれる乳脂肪分にあるのです。例えばこの脂肪分には酪酸菌という腸内環境にいい影響を及ぼしてくれる菌が含まれていたりします。
これらのことが日本の少子化に影響がなければ良いのですが。ではまた。
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