こんにちはkomekoです。
本日は日本国内において年々患者数が増えている花粉症の原因について考察していきたいと思います。
日本では1960年代にブタクサやスギ、イネなどの花粉症が初めて報告されてから、その後年々増加傾向にあるそうです。
花粉症は花粉によって引き起こされるアレルギー疾患だと言われており、正確な花粉症患者数は現時点でもわかっていないようです。
しかし環境省の聞き取り調査報告によると、日本人の花粉症有病率は1998年は19.6%、2008年は29.8%、2019年は42.5%と10年ごとに約10%ずつ増えていっているとのことです。
特にスギ花粉症においては、有病率とスギ花粉の飛散数や両親のアレルギー歴との間に何らかの関係があると認められているようです。
ここでみなさんも一緒に考えてみましょう。
疑問1 日本国内の花粉の量も増えているのか
花粉症患者数が年々増加するということは、飛散している花粉の量も年々増えているということでしょうか?
日本は現在大量にスギやヒノキの木を植林しているのでしょうか?
あるいは勝手に増えているのでしょうか?
林齢が30年を過ぎてからスギなどは花粉を多く生産すると言われていたりします。つまり人工的にスギを植林していた時のツケが現在まわってきたと考える人もいます。
疑問2 スギやヒノキの多い都道府県は花粉症患者数も多いのか
日本の国土の約70%が森林でそのうちの約40%が人工林です。その中の半数以上がスギやヒノキです。
しかし、そのスギやヒノキは一箇所に固まっているわけではなく日本全国に散らばっています。
林野庁業務資料によると都道府県ごとの森林面積の人工林率(スギ・ヒノキ含む)の占める割合が載っています。
- 1位佐賀県
- 2位高知県
- 3位福岡県
とのことです。
また単純に人工林の面積の多い順でいくと(北海道、沖縄は除く)
- 1位岩手県
- 2位秋田県
- 3位長野県
ということは花粉症が花粉が原因なのであれば、上記の都道府県の花粉患者数が多いということになります。では都道府県ごとの花粉患者数はどのような状況なのでしょうか。
ウェザーニュースの聞き取り調査による結果
- 1位山梨県
- 2位群馬県
- 3位静岡県
ダイヤモンドオンラインのネット調査による結果
- 男性:1位岐阜県 女性:1位群馬県
- 男性:2位静岡県 女性:2位静岡県
- 男性:3位山梨県 女性:3位岐阜県
アンファー株式会社による調査結果
- 同立1位で群馬県、山梨県、静岡県
だそうです。
まとめ
この結果を見てみなさんはどう思いましたでしょうか?
スギ・ヒノキの占有率や面積と花粉症患者数は比例していないことがわかりました。
花粉症の原因となるスギやヒノキを全て伐採すれば、その瞬間その花粉症患者は治るのでしょうか?
実際のデータを自分自身で調べることで、色々と見えてくることがあるのです。
では花粉症の本当の原因は何なのでしょうか?
もう答えはわかりますね。日本の食生活、小麦に含まれるグルテンですね。
冒頭で親のアレルギー歴と関係があると環境省は言っていますが、親がアレルギーならば子もアレルギーになりやすいというのは遺伝的な話ではなく、親子で食べているものが同じだからなのではないでしょうか?
今回の記事がみなさんの考えるきっかけとなってくれればと思います。ではまた。
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