こんにちは、komekoです。
私自身、グルテンフリーだけでなく健康のためにタンパク質を意識した生活を送っています。
食べ物から効率的に摂取することは容易ではなく、魚や肉など動物性タンパクに偏ってしまう傾向にあります。
動物性タンパクの人体への吸収率は植物性タンパクに比べ高いですが、デメリットとして悪玉菌を増殖させることになります。
植物性タンパク質として豆腐や納豆などがありますが、毎日摂取しようとすることはしんどいですし、タンパク質の吸収量も動物性に比べ高くありません。
では植物性で高タンパクでお手軽なものはないものかと調べたところ、
ありました。『クロレラ』です。
しかもタンパク質以外の栄養価も高いです。
今回は栄養価が高いクロレラを特集したいと思います。
クロレラとは
クロレラは、緑色植物の一種であり、約20億年前に地球上に現れたと考えられています。その後、数多くの種類が進化し、現在では多くの淡水域や海洋に広く分布しています。
クロレラが食品や健康補助食品として注目されるようになったのは、1960年代以降です。日本を中心にクロレラの研究が進み、その栄養価や健康効果が明らかにされました。
特に、クロレラは植物性タンパク質の含有量が豊富であり、ビタミンやミネラル、抗酸化物質などの栄養素もバランスよく含まれていることから、栄養補給や健康促進のために利用されるようになりました。
現在では、クロレラはさまざまな形態で市販されており、サプリメントや健康飲料、食品の添加物などとして利用されており、ある程度歴史のある食品です。
クロレラの栄養価
クロレラは栄養価が高く、以下のような特徴を持っています。
- タンパク質、ビタミン(特にビタミンB群)、ミネラル、食物繊維、抗酸化物質などが含まれています。特に、クロレラは植物性のタンパク質源として知られており、必須アミノ酸のバランスも良いです。
- 抗酸化作用や解毒作用を持つクロロフィルを豊富に含んでいます。クロロフィルとは植物に緑色を与える色素です。
- 免疫細胞の活性化や抗炎症作用が報告されており、免疫力の向上やアレルギーの緩和に役立つ可能性があります。
クロレラ100g当たり約50〜60gがタンパク質です。ちなみに納豆は100g当たり約16.5g、絹ごし豆腐は約5.3gなので、いかにクロレラのタンパク質含有量が高いかが伺えます。
しかも粉末やタブレットなので、容易に効率的に摂取できます。これなら動物性タンパクともバランスよく摂取できますね。
注意点
ただし、クロレラを摂取する際には以下の点に注意する必要があります。
- 食品添加物がないものを選ぶ。
- クロレラを摂取した後、一部の人が胃腸の不快感や消化不良を感じることがあります。これはクロレラの硬い細胞壁が原因で消化不良を起こすのではないかと言われています。
どのクロレラを選べば良いか
クロレラには硬い細胞壁があります。硬いが故に消化不良になる場合があります。
メーカー側もそれを理解しているため、クロレラの細胞壁を破壊している製品があります。それを選ぶことで胃腸が弱い人も安心して摂取可能です。
そして添加物不使用のものをお勧めします。
具体的に言うと八重山クロレラというものが最も安心して高栄養のまま摂取できるのではないかと思います。
国産(石垣島)で無添加で細胞壁はヒビを入れることで消化しやすくしています。
(有名どころのサンクロレラは非常に安価ですが台湾製かつ添加物も含まれていますので、私なら選びません。)
まとめ
クロレラは粉末やサプリメントとして摂取することが一般的なようなので、メインに食べるというわけではなく味も特に気にならないようです。
とあるデータによると旨味成分を多く含んでいるらしく、料理に取り入れるのもいいかもしれません。
タンパク質も100g当たり60%ほども含まれており、とても豊富でアミノ酸スコアも100と言われており卵と同等です。
毎日の栄養を考えるのが疲れた時や、日常的に植物性タンパク質摂取を心がけたい場合など、クロレラは大きな助けとなります。
しかし、通常の食事から栄養価は摂取することが望ましいと考えていますので、100%それに頼ると言うことはしないと思います。
最後に、余談なのですが、とある大人気のクロワッサン専門店のお店があり、そこのパンの原材料を見たところクロレラが含まれていました。栄養に気を使ってクロレラを入れているのだと思って調べてみると、なんとクロレラの成分がパンを膨らませ、サクサクもちもち感を出すために入れているということがわかりました。
そんな効果があるのなら、うちの米粉パンでも試してみたいと思いました。
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