健康意識が高いのに病気になるのはなぜ?

健康

こんにちはkomekoです。

本日は少し視点を変えて、私の実体験を踏まえてお話したいと思います。

タイトルにある通り、私たちの周りで健康意識が高いにも関わらず病気になっている人はいませんでしょうか?

それが私の母親でした。

私の母親は数年前に胃ガンになりました。

安心してください、死んでませんよ。

毎年人間ドックを受けていたので早期発見でしたが、手術で胃の3分の1を取ってしまいました。

しかし、母は昔からとても健康に気を使って食材にもこだわっていました。料理は薄味でみそ汁は具が多い上に、野菜と魚中心で私が子供の頃は文句ばかり言っていたのを覚えています。

しかし、そんな母親がガンになったと聞いた時、正直信じられませんでした。

その時私が思ったのは、『こんなに健康に気を使っても結局病気になる時は誰でもなるんだな。』

そんな諦めにも似た考えでした。

みなさんも歳を取れば誰でも病気になると諦めていませんでしょうか?

しかし、現在の私には母がガンになってしまった理由がわかる気がするのです。

健康意識の高かった母が病気になってしまった一番の原因は『情報のアップデート不足』だと思います。

つまり、昔の情報やテレビだけを情報源として健康生活に取り組んでしまっていたのです。

例えば、

  • 減塩醤油や減塩味噌、減塩の調味料を使用する
  • コレステロールを抑えるために卵はあまり多く食べない
  • 朝は基本的にパン食
  • 肉はあまり食べない
  • カルシウム摂取のために積極的に牛乳やヨーグルトを食べる
  • 体調が悪くなると病院で薬を処方してもらう

など、一見健康そうに思えることを行っていました。

しかし、これらの行為は全て情報のアップデート不足です。情報が古いので、現在では健康とは程遠い行為となってしまっていたのです。

実際に行っていることは、

  • 精製された塩や砂糖を使っている
  • タンパク質をあまり取っていない
  • 小麦粉(グルテン)を摂取しまくっている
  • 乳製品に含まれる炎症の原因となるカゼインを摂取しまくっている
  • 病院で処方される抗生物質を投与している

上記のことを行っていれば、それはガンになっても不思議ではないと今はわかります。

これら以外にも基本的に添加物は気にしなかったり、甘いものは普通に好きで食べるし、果糖ぶどう糖液入りのスポーツ飲料も積極的に飲んで水分不足にならないようにしていました。

健康に対して努力する方向が完全に間違えているので、いくら意識が高くても病気になってしまうのです。

現在はインターネットにより情報が民主化されているので、誰でも調べれば簡単に最新情報を手に入れることができます。情報過多の現代ですが、正しい情報もすぐにアップデートできるため、私はこのインターネット社会に生まれてよかったと思っています。これからは情報は受け身ではなく能動的に得ていくべきだと思います。

話がそれてしまい申し訳ありません。

上記で母が行っていた健康そうに見える実は良くない内容について簡単に説明していきたいと思います。

まず、減塩の商品は買わないようにしてください。食塩を抑える代わりにうま味調味料などの添加物で味を誤魔化しているに過ぎません。悪いのは精製された塩化ナトリウムで、海水を基にしたミネラル豊富な天日塩や岩塩などは摂取しても全く問題ありません。塩の歴史について調べてみるとわかりますが、元々日本では全て塩田で海水を蒸発させた天日塩を使っていましたが、戦後の国の政策で国の収益を目的として専売公社を設立し、コスパの良い精製されたミネラル分0の塩化ナトリウムを大量生産しました。そこが日本の有害な塩の出発点です。

植物性も動物性もタンパク質は積極的に摂取してください。人間の身体の成分の7割は水分だということは聞いたことがあると思いますが、その次に多い成分はタンパク質です。タンパク質不足はさまざまな不具合を引き起こします。卵がコレステロール値を上げるという情報はかなり昔の話で、最新の研究では1日に何個食べても問題ないことがわかっています。卵は良質でバランスの良いたんぱく質を摂取できるアミノ酸スコア100の完全栄養食です。添加物まみれのプロテインを飲むくらいなら、卵をたくさん摂取することをオススメします。

グルテンに関してはアレルギーの原因やガンの原因になるので、健康のためにパンやビザやパスタや麺類を控えてみてください。

乳製品である牛乳やチーズやヨーグルトには腸内の炎症を引き起こすカゼインが含まれているので、摂取を控えるのが理想的ですが、チーズやヨーグルトは一応発酵食品なのでどちらの利点を取るかは各自で判断してもらうのが良いと思います。我が家では、それらの代わりにオーツミルクと豆乳ヨーグルトを導入しています。(ちなみに牛乳はカルシウム過多で、人の身体はカルシウムだけ過剰に取っても意味はなく害が生じます。摂取するならマグネシウムとセットで取らなければ意味がありません。)

最後に病院がしてくれることは基本的に病気の症状を和らげてくれるところで、病気の基になっているところは指摘してくれないという認識で良いと思います。抗生物質に関しては我が家では命に関わることがない限り使用しないと決めています。抗生物質は、悪い菌を殺してくれる素晴らしい特効薬だと言われている反面で、腸内細菌の中の善玉菌などの善良な菌も根こそぎ殺してしまいます。簡単な風邪などを理由に抗生物質を多用するには絶対にやめるべきだと思います。

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