こんにちは、最近になってようやくよもぎの良さに気づき始めたkomekoです。
さて今回の栄養満点スーパーフード特集はよもぎについてです。
ビタミン、ミネラルが豊富で、なおかつデトックス効果、腸内環境改善などなど、
よもぎの様々なメリットをご紹介したいと思います。
よもぎとは
よもぎは中国由来で、平安時代に日本に伝わってきたと言われています。
旬は3月〜5月と春収穫することが多いですが、沖縄では一年を通して収穫することができます。
よもぎが持つ渋みや苦味を避けるために、収穫する際は新芽のみを採るようにしてみてください。
市販のよもぎの中には渋みや苦味の原因となるアクを取るために、よく重曹が添加されていることがあります。
よもぎのメリット
後で深堀しますが、よもぎは栄養価が非常に高いです。
そして、利尿作用など不要な老廃物を外に出すデトックス効果があり、
食物繊維が豊富に含まれるため腸内環境を整える働きもあります。腸内環境が整えば、肌も綺麗になります。
おまけによもぎの緑の原因となるクロロフィル(葉緑素)を多く含んでいるため、抗酸化作用や解毒作用があります。
よもぎの栄養価
<よもぎの栄養価>
よもぎ100g当たりの栄養価
たんぱく質4.8g (豆腐6.6g、牛乳3.3g)
炭水化物8.2g
食物繊維7.8g (茹でたゴボウで6.1g)
<ミネラル>
カリウム250mg (ナスや白菜と同等)
カルシウム140mg (うなぎの蒲焼やモロヘイヤと同等)
マグネシウム24mg (皮付きサツマイモと同等)
鉄3mg(あさり3.8mg、納豆3.3mg)
亜鉛0.4mg (鶏むね肉0.7mg、ほうれん草0.7mg)
βカロテン6000μg (茹でたほうれん草8600μg、干しひじき4400μg)
葉酸51μg(生ワカメで29μg、玄米27μg)
その他、ビタミンE、K、C、ビタミンB1、B2、B6、なども含まれています。
【出典:日本食品標準成分表2020年版(八訂)】
注意点
よもぎの新芽にはほとんどないのですが、古いよもぎなどは苦味や渋みの原因となるシュウ酸が含まれています。
シュウ酸とは人の体にとって老廃物となるものです。決して栄養分ではありません。
たとえば、代表的なものでほうれん草にもシュウ酸が含まれており、よくアク抜きをせず大量摂取すると尿路結石になってしまう可能性があります。なのでほうれん草は下茹でをよくしますよね。
シュウ酸は血中のカルシウムと結合してシュウ酸カルシウムになります。 これが、結石と呼ばれるものです。
そのため、新芽以外のよもぎを食す前はなるべく湯がいてアクを取るようにしましょう。ただ湯がきすぎても栄養価や風味がなくなってしまうので注意してください。
アクを取ることで味も美味しく仕上がります。
まとめ
一度自分でよもぎを収穫して乾燥、粉末状にしてパンに練り込んで食べたことがありますが、収穫で15分〜20分かけてこれほどしか手に入れることができないのかと絶望したことがあります。
よもぎ農家さん尊敬いたします。
そもそも大規模にされている方で手動で収穫している人はいないか。
体に良いからといって際限なく食べてしまうとお腹を下してしまうことは言うまでもありませんが、毎日食べても問題ありません。
日常生活でよもぎを摂取することはよもぎ団子くらいしか思いつかなかった超現代人の私ですが、この度うちのお店でよもぎ食パンを販売することになったので、毎日の健康のためにも気になる方はぜひ購入して見てください。
栄養価が高いだけでなく味が美味しいと言うのは非常にありがたいですね。では。
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